医療現場での経験を基に、痛み・しびれ・重い・だるいなど、お身体のお悩みから、健康維持・予防まで…オンリーワンを目指して、最後に選ばれる整体院であり続けます。

健康の方程式 1

健康の方程式 1

 

不老不死は不可能でも、健康でいられる期間を長くする事は十分可能です。
人は生まれてから成長期を過ぎ、やがて老化が始まります。

 

人の体は無数の細胞から成り立っています。
その数は諸説ありますが60兆だったり37兆だったり…
どちらにせよ、莫大な数になることは疑いようのない事実です。

 

その無数の細胞の集合体で人体は形成されていていますが、生まれてから死ぬまで同じ細胞のままという事はなく、日々代謝を繰り返し身体を維持しています。
代謝とは生体内で、物質が次々と化学的に変化して入れ替わること、また、それに伴ってエネルギーが出入りすること。簡単に言えば古い細胞が新しい細胞に置き換わることを言います。

 

この置き換わりのサイクルが正常に機能していればなんの問題もなく、日常が過ごせます。
例えば骨で考えてみましょう。

 

骨には骨芽細胞(こつがさいぼう)、骨細胞、破骨細胞(はこつさいぼう)と3種類の細胞で構成されています。
骨芽細胞で骨を作り、骨細胞で骨を維持し、破骨細胞で骨を壊します。およそ10年くらいの歳月をかけて新しい骨に生まれ変わります。
このバランスの均衡が取れていればいくつになっても丈夫な骨を保てます。これを骨のリモデリングと言います。

 

ところが、一般的には骨芽細胞より破骨細胞の働きが活発になる(というより、骨芽細胞の働きが悪くなる)人が多いです。
特に閉経後の女性は骨粗鬆症のリスクが高まると言われています。

 

骨を作るホルモンはカルシトニン、ビタミンD、アンドロゲン、エストロゲン、成長ホルモンなどがあります。
これらの働きが悪くなると破骨細胞がどんどん骨を壊していくのに、新しい骨が出来上がらないので骨密度が低くなります。

 

道路工事に例えると、アスファルトをガンガン剥がしたけど、新しいアスファルトが少量しか流し込まれない為にガタガタの道で運用するしかない。
こう考えると理解しやすいかと思います。

 

以上は骨を例にお話しましたが、身体中の細胞のほとんどに言えることです。

 

そして、一番大切なことをまだ話していません。
これらの代謝には血液が必要です。
この血液が質良く、ふんだんに流れているからこそ正常な代謝が行われるのです。

 

ものすごく大事なテーマなので、血液については別記事に書きます。


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